両国でちゃんこを食べる、藝祭に行く。

前の部屋の住人Hと一緒にちゃんこ鍋を食べに行きました。

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Hは雑誌などをつくる勉強をしている学生で、現在は両国近辺の街について文化や歴史、食事など、さまざま方面について調べている最中です。後日まとめた結果を記事にするようです。両国といえば相撲ということで今回はちゃんこ鍋を提供しているお店に取材に行くということだったのでじぶんもついて行きました。ちゃんこは二人前から出しているということもあってひとりじゃ食べきらないということもありましたので。お店は元相撲取りの霧島一博さんという方が運営しているようです(←確かな情報ではありません。ただ、お店の名前は「霧島」です。霧島一博さんが実際に部屋で食べていた鍋を出しているようです)

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じぶんにとってはちゃんこ鍋を食べることが目的でしたが、Hにとってはそれだけでなく、いま、お店が出している鍋がどういう過程で生まれたかとか、どんなこだわりがあるかとか、お店の客層とかいろいろインタビューもしなければなりません。ちゃんこ食べる前にまずはお店の方とインタビューをしました。じぶんはHの横に座って話をただただ聞いていましたのでなにしに来たんだろうこの人、と思われていたかもしれません。

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実際に生の声を聞くことは面白いなあと思いました。このお店のちゃんこは豚肉が入っています。通常、ちゃんこ鍋は相撲での縁起を気にして四つの足ではなく例えば鶏など二つの足で立っている動物を使います。だけどこのお店は、相撲取りの霧島さんが九州の出身だということもあり豚骨ベースのスープで仕立ててあります。ちゃんこには歴史やこだわりがつまっていて、また部屋にとってもさまざまなようです。話はともあれいざ食べてみるとあまりのおいしさにびっくりしました。ちゃんこに対しては、ただ多いだけのゴタゴタ煮た鍋だと思っていましたが今日でその根底は崩れました肉も野菜も魚介も入っているのですが、まったくけんかせずに交じり合っていて思いの外やさしい味がしました。それでいてスパイスに柚子胡椒が効いているので飽きさせません。毎朝つくられているという自家製のつくねは特においしかったです。量は結構ありましたがすぐになくなってしまいました。 

 

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おなかを満たした後は、芸大の藝祭に行って帰りました。ひととおりは見ましたが、1日じゃ絶対にまわれませんね。渾身の作品は見るのにも体力使います。

今週は食パンだけでしのぎます。