石膏デッサン#73 ガッタメラーター日向と日陰の差
ガッタメ7時間
かたちとかたちの間を感じるように描いていきました。
この角度からみるガッタメの雰囲気が好きです。この角度で後列からの見え方が好きです。ただ、今回じぶんで好んで選んだ席だけど明暗の状況的には像がグレーになりやすい場所でした。
40分
50分
70分
3時間
5時間
7時間 完成
鉛筆の「彩度」(冴えのある黒とにぶい黒)の使いわけが足りないと言われました。
からだ部分の日向と日陰の差がよくわからないように見えた場所だったので常に差を意識していましたが最終的に出ませんでした。グレーな状態だったので最後の調整で下面を暗くしてみましたが、そのときやっと顎のかたちが違うなあと思いました。
途中(開始3時間後くらい)、トタンの端の波になっている部分が画面に一部も入らないことに気がつきました。やばい構図。。。トタンの長さを本物より長くして無理やり並みの部分を入れました。。。静物後回しにしぎると構図にも影響しちゃいますね。本番じゃなくてよかった。
その他感想、、、、グレーの時間帯が長い、あごのかたちが本物より小さい、頭部の膨張している、首に落ちる頭部の影、トタンが落とす影が影でなく黒になっている、かたち出そうと力みすぎてほっぺたが焦げ焦げ、台の部分が薄すぎ、耳のかたち描くの楽しい。
いつも視野が細くなりすぎてザクザクと細かな起伏を追ってるつもりのタッチが残ってしまうのでもっと自然に見やすく見えるようなデッサンを今度は描いてみます。
石膏デッサン#72ガッタメラーターかたちがとけすぎ
ガッタメラータ後列 7時間
開始2時間後(11時)
開始3時間後(正午)
完成(16時)
影側も日向側も全部とけすぎ。
きょうは合わせようという意識でやってみた。合わせる意識が「図形」だけになっていたなあと思った。
明日もこの像描いてみよう。一番描きたい位置で。
描くことばかりに一生懸命になってた
なあと。ふと思いました。
むかしのデッサンをみていたら妙にこの一枚が目にとまりました。
違和感は多いけど像をとりまく空間が似ていて魅力を感じたのだと思います。(もう少し肩が手前に出てきて台の上部が奥に引っ込んでほしいですが)
もっと似ている魅力を追求したいです。
石膏デッサン#71ヘルメスー出っぱらせるために引っ込ませる。
7時間 講評後加筆
物の存在をだんだんと表現できるようになってきました。
ただ、かたちが違いすぎ。もうちょっとかたち合わせに厳しくなりたいです。
意識したことや試したこと
・物質感を出したい。
言われたこと
・手間に出てくる形だけでなく引っ込む形も大事に。出っぱらせたいところ以外を描く(引っ込ませる)ことで相対的に出っ張りを表現することもできる。
反省・感想
・首に周りにモチーフがあるとかなり描きにくい。向こうの腕が隠れたり、首の付け根が隠れたりで部位のつながりが描きにくかったり。首の比率があやふやになったり。単純にモチーフが増えることで時間もかかる。きわの処理も。ただ上手くかけると首周りの空間表現をたすけることにつながるんだろなあ。
・むだに手数が増えた。
・やっぱ印象が違うのは痛い。写真と見比べると余計に見えてきやすいです。ぴったり合っているひとがほとんどいないなか、ピタッと合っているとポイントでかいと思うのでもう少し冷静にあわせていきたいです。
・イメージっで描くというけど、イメージって要するに偏見なのでイメージだけになるとだめだなあと思った。
次回の目標
・印象をピタッと合わせたい
・判断を利かせて要領の良い仕事をしたい。
今日は居残りをして、そのときにデッサンする上での見方を増やすことができました。2つも。なので次は絶対によくなります。