静物デッサン#10 -最低記録更新
静物デッサン(枕木、長靴、プラ製容器、布、ダンボール製容器)木炭紙判画用紙
6月30日、7月1日(制作時間5時間)
2日間の課題で時間は11時間も用意されていたが実質5時間で描くことになってしまった。
というのは、描き直したからだ。はじめは、長靴のつま先が丁度自分に正対するポジションで描いていたのだが、思うように形がとれず一日目終了の段階まで引っ張っていた。かつ、枕木もほぼ正対していて形がとれなかった。あまり作業も進んでいなかったので思い切って2日目がはじまってからすぐ描く場所を移動し構図を変えることにした。
プラ製の容器の注ぎ口が自分のほうに向いている以外は遜色ない場所を選べた。
本当はどの場所でもたとえ難しくても描かなければ描ききらねば受験ではアウトだ。これは本当に反省するべき点だし、つくづく自分の能力の低さを感じる機会になった。
1日目の時間がなかったことになっただけに、急なピッチで作業を進めてはいったが、木炭紙判の画用紙は大きく最後まで手を入れることはできなかった。未完成のまま時間切れということが続いていただけに今回は完成を目指して意気込んでいただけにショック。痛い経験だった。
※上の写真はデッサンを描いた場所から少し右ずれている。
未完成・・・
講評での先生のコメント
・白いモチーフは淡白ならないように表情をさがす。楽して描いたと思わせないように。
・画面の中心にある枕木の存在感、立体感を意識して描写する
・模様のある布は手前の模様を強く見せたり、また陰面では地と模様の対比を弱めるなどの工夫をする。
・背の高いモチーフは影の出方を特に注意する
・布にも厚みを。