粘土塑像の基本
しばらくブログを休んでしまった。
書いたほうがいいと思ったんで再開。
やったことを記録するのは後で見返し反省や単純に楽しむことが出来る。
自分の考えたことを自分の外へ文として出すことで
より考えていたことが明確になる
過ぎ過ぎたことなので思い出し思い出しな感じで書いていくけど
時間をおいて頭冷えたところで自分の作品を眺めることはプラス!なのでは。
とはいっても、あまり思い出すこともできないので文の量は少なめで。
今回は粘土
粘土を使うのは2回目
大雑把にいうとやったことは以下の4つ
1、めっちゃめえええっちゃ綺麗な平面をつくる
2、指示通りの直方体、円柱のくぼみをつくる
3、球をつぶす
4、タオルをつくる
それぞれ感想や反省
1、めっちゃめえええっちゃ綺麗な平面をつくる
これは地道な作業。地面と平行な平面を作成し、その面をひたすらへらや定規で削る、いや磨く。切りがない作業。だけど嵌る。子どもの頃、泥だんごを作り、それをひたすら磨いてツルツルにしたことを思い出す。そんな作業。以下、言い訳。残念ながら今回使った予備校備品の粘土は歴史あるものでゴミなどの不純物や一部石になったようなものが多い。だから、磨いても磨いても引っ搔き傷ができてしまうのです。いやあこれは精神やられて旅に出たくなりますわ。だからmy粘土を買うことにした。買う迷ったけどね。7キロ重さがあるし、置き場所困るし。さあ、粘土使いまくるぞ。
講評での先生のひとこと。
「粘土はへら(金属)で磨けば磨くほど、へらの金属が土によって削られ、金属の粉が粘土に降り掛かる状態となり、面が金属質になる」とのこと。これは面白いと思った。確かによく磨かれた面は鏡面になる。たぶん、土の方もへらに削られ細かな粒子になるのだろう。うーんじぶんのはまだ粘土だ。粘土塑像は出来上がった作品にいかに「粘土感」がないかが重要な要素になる。肝に銘じとけ自分。
2、指示通りの直方体、円柱のくぼみをつくる
これは中々難しい作業だった。なにが難しいか。エッジを残しながら削っていく作業が難しかった。なぜ難しいか。つくるくぼみのふかさは立方体、円柱それぞれ10mm、5mmという微なもの。この深さをキープしながら掘り進めるのは難。ひとつのことをするにも他にことにも気をつけなければならない。
出来上がった作品はくぼみの深さは守れたが、エッジが欠け、よれよれの図形になってしまった。この作業に限ったことではないが、粘土を上手く扱うには、上手く道具を扱わなくてはならない。5本のへらの中から場面に適当なへらを選び出し、適当な所作を行う。これ重要。
3、球をつくってつぶす
これはお遊び要素のある課題。精巧な球をつくり、それをつぶしたときにどんな形ができるか。これから塑像作品を作っていく上で必要なひとつの「技」の習得にも繋がる課題だと思った。立体をつぶすと意外な形ができる。うまく今後に活かしたい。
今回したものは球にヒビが入ってしまった。水分量などの調整が甘かった。また造形に関して言えば、ほぼ球同士の感覚が同じで動きがない。先生がおっしゃていたが、球同士がひっついて球の形をとどめていないというな箇所もつくると面白いと。
4、タオルをつくる
タオルをつくる。そういう課題。今回は2枚のタオルが2つ折になっているところを表現した。つもり。タオルはパイ生地のようにうすく引き延ばしものをカットするという手順で作成したが、これは駄目なやり方らしい。なぜなら、折られた部分が折れ過ぎてちぎれてしまう危険性があるから。正しいやり方は、まず作りたいタオル大くらいの粘土の固まりをつくる。次にその固まりをへらで削っていきタオルにしていく。というらしい。マイナスの作業。これだと自分がやったものよりも耐久性があるものにしあがる。次からは実践したい。
ただ、じぶんが思うに、今回の課題であるタオルの場合は自分のやり方でもよいのかなあと思った。脆い折り目の部分は見えない内側に粘土をつけ補強すれば問題ないのでは。それに簡単にきれいな形をつくることにも適している。原則的には先生のおっしゃたやり方がよいのだろうが、時と場合によるのかな。
ただ、壊れないようにするのは本当に大切。折角作った作品の造形が時間の経過とともに変わってしまうのはアウト。これも少年時代の泥だんごづくりと通ずる。壊れにくいだんごをつくるにはギュッ、ギュッと土を押し詰め密度をあげる。同じことを塑像でも行う。
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拙文が申し訳なさすぎる笑 口語文語が入り混じる、メモ帳のようなブログ。。。