手のデッサン#1-初めて描いた

手のデッサンをしてみました。

1時間、B3の隅っこにほぼ実物大で。

格好の良さより描きやすさを重視したポーズにしました。どこにも力をいれず疲れることがないポージング。 生まれてはじめてだったので終始藪漕ぎ状態。ものすごく要領がわるいことをしていたいと思います。結果は写真の通り。違和感ありありの手になりました。特に親指が不自然にまっすぐピンと張っています。脱力状態の手なのに。丁寧にラインを追うことが大事だなと思いました。

f:id:vanq:20150316174814j:plain

立体感も全然です。色的に手の甲と平では若干違うと思います。甲のほうが暗め。ただ、その色の違いは光源があたることによって起こる明暗の差よりも小さいです。なのに、固有色に惑わされてしまって、明暗の関係がごちゃごちゃなってしまいました。

石膏像と違って手は細々してるなあと思いました。爪は面積的にものすごく小さなものですが、皮膚とは質感が全然違うものなので、なんとなくではなくしっかり描き込むべきだなと感じました。ぼやぼやしていて硬い感じが出ていません。

 これからも手や身の回りのものを鉛筆や絵の具で描いていきます。ひとり家で自習をするのは集中を切らさないという点で難しいですが、集中を切らさない練習にもなると思って楽しみたいと思います。