石膏デッサン#30ヘルメス-図形だけでなく量や空間を似せる、模刻するように描く

ヘルメス7時間+講評後すこし加筆

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ヘルメスはなかなか顔が似なくていやになる。あらためて気がついたけど、ヘルメスは眼窩の奥行きや縦の幅が少しほか石膏と違うのかも。髪の毛は自己解決をめざしてたけど他の参考作品を見てまなぼうと思う。うつむいてるかんじがでなかった。

顔はかれこれ5時間くらい描いていた気がする。からが描く時間がなくて、ワーって焦って描いた。

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講評でいわれたこと

輪郭線に緊張感なく、からだがブヨブヨしてみえる。さらに奥行きを感じさせる輪郭線を。うごきがよわい。肩盛り上がり過ぎ。左肩に乗っている手は、手だとわからせる。頭部のボリュームが弱い。髪が描けていない。口角を気持ち上げる。左腕の付き方がおかしい。いつまでも描いていけそうな終わりのない感じがする(未完成感)つかみどころ決め所にかける。悪い意味で毒がない。なにかものたりない。

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 6月に描いたヘルメスがある。当然その頃よりも上手くはなった。だけど昔のこのデッサンのほうが丁寧にかいている気がする。昔のほうがしっかりと像を見ていた。あれからまだまだ下手だけどあのときよりかはうまくなったので慢心している気持ちが出てきた。それが今のデッサンに表れている気がする。

 試験間際なのに受験で戦えるほど上手くなっていない焦りもある。落ちることや落ちたあとのことであたまがいっぱい。だけどいいイメージを持っていないと受かるわけがない。がんばっていたら可能性がある。まぐれもあるかもしれない。

 

  御茶美の酒井先生にコメントを頂いた。ものすごくうれしい。最近気持ちがたるんでいた。一気に引き締まった。目が覚めた。雑な作品を上げている、上げ続けているのが恥ずかしくなってきた。やることやろう。