石膏(眼)模刻

石膏(眼)の模刻

 石膏デッサン。いつも自分は石膏の眼の形を固定概念で描きがちなので、それを解消するために用意された課題。難しかったあ。眼の周り、まぶたとかは長さ、角度、1ミリ1度のずれで印象がかわってくる。

 像にはないけど、鼻につながっていく感じ、頬に繋がっていく感じ、額に繋がっていくかんじなどを意識することが大事だなと思った。あとはやっぱり全体感。大きなお山や谷をまずは抑えること。細部を追っていってたらいつの間にかに全体が崩れてるの連続でした。全体をいっても細かな部分もひろわないといけない。平坦に見える場所も表情があってどこにも直線たるものはなかった。いい機会になった。今度からは石膏像を見る意識が変わりそう。

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ジョルジョの目玉らしい。真上からじゃなくて少し角度をつけて撮ればよかった。これじゃあわかりにくい。

 

以下、昨日書いた記事への底なし沼の名無しさんからの貴重なコメント抜粋

  • 底なし沼の名無し

    どこの予備校のでも良いから、パンフやホームページの彫刻科の塑造の写真が参考になるかも。 見るだけでも結構デッサンの参考になるよ(^ω^)

  • いやん (id:vanq)

    実はちょうど今日、ジョルジョの目の模刻を粘土でやったところです笑 目をいつもピッピッとイラストみたいに2本の曲線で描きがちなので勉強になってます。眼球も小さいながら球のような立体であることを認識しました。きちんと3面性を感じました。
    塑像の写真たくさん見ておきます!目をつくってるときに感じたのですが、塑像をするときは、まずは細かな起伏でなくて全体の中の大きな起伏、面を大まかにつくった上で作業を進めていくのかなと思いました。実際にじぶんで立体物をつくってみると感覚が研ぎすまされますね。たとえば、ブルータス。ブルータスをつくったひとの気持ちになってみることができそうです。次回のデッサンは、どこの部分が基礎となるような大きな面とか塊なのかとか、加えて細部、微妙な起伏(曲線)をよりシビアに追えるような気がしてきました。美術の面白味がすこしですがわかってきました。