石膏デッサン#11 マルス後編-大きな構造がわからない
石膏デッサン マルス後編
制作時間14時間 木炭紙判サイズ
完成。
残された時間はわかっていたのでもう少し段取りよく作業ができたらよかった。全体感(重さや立体感)がなかなか出なかった。そういえば制作の最初の方で大きな調子を入れる作業をしていなかった。だから、顔、首、胸、肩、腕といったような大きな構造があまり見えずに終わってしまった。次回は大きな立体感を意識したい。もうすこし寝かした調子を多用して早めに像の雰囲気をつくり、描き込みの時間をもっと多めにとりたい。
以下講評でいわれたこと
・ 石膏像単体と瓶があるデッサンとでは石膏像の描き方が違う。像と瓶との関係性を考えて描くこと。今回の自分のデッサンの場合石膏が汚れて見える。瓶が薄く見える。
・ 逆光側は陰面と余白のバランスを考える。つい陰面の黒さと余白の白さが強烈に対比しがちになるので注意。
・ 石膏像に線はない。
・ 瓶と像が重なっている部分は注意して描く。瓶が障害物になり、後ろの像のタッチがおかしくならないように。
・ 瓶と石膏像との距離を感じられるように。瓶と布との距離が感じられるように。
・ 華奢にみえる(肉付きがよわい、細い)
・ 頭の傾きや肩の傾きがおかしい。像を様々な角度から観察するように。
・ 重量感をだす
・ レリーフの立体感がない
・ くぼみをきちんとくぼませる
今日の午後からは平面構成。ほんとうは土曜までの2日半課題だったけど先生にお願いして1日半にしてもらった。石膏をまた描きたかったのでフリーになった一日は石膏デッサンに充てることになった。今週土曜。一日描き。とても楽しみ。まずは平面構成を完成させるぞ。
前編の記事は下記の通りです