静物デッサン#13(洗濯バサミ・アクリルボックス・紙コップ・紙テープ)卓上デッサン

卓上デッサン9月29日

モチーフ(洗濯バサミ・アクリルボックス・紙コップ・紙テープ)

洗濯バサミは想定で1個増やすこと

制作時間6時間 B3(画面の構図は縦横自由

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  ひさびさの課題はデッサン。卓上デッサンだった。モチーフの配置を考えるところから始めるので普通の静物デッサンよりも好きだったり、むずかしいなと思ったりする。配置は練りに練ったつもり。個人的には割と良いモチーフの置き方が出来たと思う。すこしさみしい感じもするけど。。。紙テープの置き方は悩んだ。いろいろ遊びのできるモチーフだったけど小うるさくなりがちなので慎重に置いた。アクリルボックスの半透明という特徴を説明するためにボックス中に侵入させたり、ふわっと浮かせる部分をつくったり、画面全体の動きの流れを決めたり。こだわり部分はアクリルボックスの引き出しの穴部分からちらりと見えるところ。無駄な部分を作らないが、見せどころ部分はしっかりとつくるコンパクトな構図。ひもやタオルの類いはいつも置き方に悩む。構成を決めるのに1時間ほどかかってしまった。どんどん描く時間がなくなっていく。

  

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 途中経過(配置構成を考える時間を含めて4時間)

 紙テープ。横倒しの円柱の描き方を勘違いして形取りにかなり苦戦した。見た情報から紙テープを描くのではなく、セオリーを意識して描こうとしたのも悪かった点だ。モチーフの形取りの80%の時間を紙テープに費やしてしまった。アクリルボックスも箱部分と引き出し部分とで角に違いあったので少しだけ手間取った。引き出し部分は90度ではなく鋭角だった。構図が小さくなってしまったのはすでに気がついていたけれど描き直す時間もないと見たのでそのまま描き進めていった。形を大きくするだけなのでそんなに時間はかからないのだとは思うけど、、、この選択でよかったのか。ただの妥協だったのか。

  

 完成(未完成)。ひさびさ、ひさびさなのに制作時間が短い上に卓上だったので時間が足りなかった。なんてことをこの時期に言いたくはないけどそうなってしまった。何も描き込めなかった。アクリルボックス、光の3面性なし。紙テープ汚い。コップ大味。

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 じぶんが言われたこと(講評)

・たたみかけるような仕事がほしい。例えば、紙コップに関しては陰面はこする、それ以外はこすらない。という仕事だけで終わっている。アクリルボックスに関しても同じような感じで終わってる。こすった上にさらに鉛筆で加筆を。

・構図が小さい(ブログ掲載写真は見栄えを考えてトリミングしてしまったため実態がわかりにくくなってしまってます笑 次回からは切らないようにします)

・細かな作業がばかりを最初からしがちなので、はじめはざっくりと大きい作業をして、後半の描き込みの時間を確保する。

・床からものが立ち上がっている感じを表現する。

 

 ほかのひとが言われていたこと(講評での先生のコメント)

・穴や窪みなどはタッチを見せないようにする(目立たせないように引かせる)。

・モノに迫っていくようなところが見えないデッサンはだめ。

・半透明のものでも光の三面性(立体感)を失わないように気をつける。

・主役をつくる。

・縦構図のときは横の広がりを演出するようにする。

 

コメントでご指摘して頂いたことを意識して制作だ!^^

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自由制作の一部(歓楽街の風景)

自由制作は動物も人間も大して変わらない。街も動物園も大して変わらないというコンセプトの作品