某予備校に行く-静物デッサン#9
こんげつ、東京某所の予備校を訪問した。
毎年多数の芸大デザイン科合格者を輩出している学校だ。
お目当てはデッサン講習、それとトップレベルにある受験生のレベルを知ること。
自分は、今、在籍している予備校の夏期講習に参加していない。お金がないので(^o^)/
日頃は自習。指導してくれる方や良い刺激をくれる友達がいない分心配になる。
久々の学校ということで楽しみにしていた。
朝10時に集合し、簡単な説明や小話の後、
11時くらいにデッサン開始、1時間の昼休憩を挟み、15時にデッサン終了。
そこから16時まで講評というスケジュール。
モチーフはかぼちゃ、赤たまねぎ、トマト、金属製の容器、貝殻。
4つ切りの画用紙に3時間あまりのデッサンをした。
内容は以下の通り
赤たまねぎの質感はなんとなく出ている。
かぼちゃは残念。いちばん手前にあるのに手が入っていない。
金属は木になった。
講評では自分が外部からの訪問者だったせいか、褒めて伸ばすということのなのか優しいコメントを頂いた。
・なにかひとつのモチーフだけでなくバランスよく全体に手が入っている。
・たまねぎに関しては質感が出つつある。
床に落ちる影の向きや大きさは想定でするものとこれまでは習ってきた。
だけどその予備校では見たままあるがままに描きなさいとのこと。
学校によって、いや先生によっておっしゃることは違うんだなあと思った。
だけどどれも大事なこと。
違う予備校に来ることで、在籍している予備校を客観的に見つめる機会になった。
どっちの予備校もいい(^^)/
実技(デッサン)をしている途中に講師の先生との面接があった。
内容は今後の進路に関するもの。
やはり芸大のデザイン科はすごくすごく難しいらしい。中学生から学校で勉強をはじめて3浪しても受からないこともざらみたい。
一瞬ひるんだが、気を引き締めてやらねばと改めて思ういい機会になった。
ものすごく丁寧で信頼できる先生だった。
ほんとどこへ行っても先生には恵まれている。
大学入学を目指す同士の作品をみた。デッサン、平面構成、立体構成。
どれもこれもじぶんより遥か上空にいらっしゃる。
11月にまたこの予備校にお邪魔する予定。すこしは差を縮めたい。
獅子唐炒めたうまかった。