静物デッサン#3 角材・スポンジ・軽量カップ

 本日は静物デッサンをした。

 厳密に言うと昨日から今日にかけて延べ10時間をかけて行った。

 モチーフは角材(茶)スポンジ(緑)、計量カップ(ステンレス) 

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 上から確認するとそれぞれのモチーフの中心を結ぶ線は三角形になるように置かれている。私は最も安定感のある構図になる場所を選んだ。今考えてみるとカッチリしすぎて面白味のない構図であったかもしれない。構図がありきたりなものであったため純粋に描写力勝負となってしまった。下手っぴなのに。先生によると、一番手間に最も描きやすいもの、またはインパクトのあるモチーフを置いた構図がおすすめのようだ。今回の場合、スポンジボールが一番難しい物体である(独特の質感や、形状が単純すぎて表現しづらい)。そして計量カップが最も描きやすいものである(形の複雑や金属特有のパリッとした堅さや光沢など)。デッサンは描くに至る前の段階である場所取り(構図選び)から始まっている。この経験を元に次からは良い場所を選びたい。そのために早く起きなくては!笑

 

 講評が始まる。先生からの批評をされる前に自分の絵を自分で評価してみた。下手糞なのであら探しは切りがないが特に気になる点は中間トーン(グレー)がほぼ存在していないことである。01か、白か黒かの世界になってしまっている。質感や立体感、奥行きなどなど何もかもが崩壊している。次回から細かな部分を描く前に下地である調子づけをしっかりと行いたい。今回は調子を置くことを後回しにしていきなりH系の鉛筆で仕上げ部分を描いてしまっていたので(笑)

 料理における「さしすせそ」と同じく、鉛筆の使い方にも濃いB系から使うというルールがある。これは鉛筆の粒子の大きさに関係している。濃い鉛筆ほど粒子は粗く、薄くなるにつれて細やかになっていく。はじめに粒子が小さいH系の鉛筆を使ってしまうと紙の目に入り込んでしまい後から粒子の大きいB系の黒をいれる隙がなくなってしまう。

 その他、計量カップの楕円形が歪なものになってしまっていたり、ステンレスへの映り込みが写り込みでなく模様のようになってしまっていたりすること。固有色がないこと。密度にムラが有ること。スポンジボールが手まりにみたいになっていること。影が汚いこと。などなどなどなどである。カーゼや練り消しづかいもマスターしなくては。やるべきことはたくさんある。

 

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 さて、講評では主に以下2点を強く言われた。

  細やかな部分を主役にしてはいけない。

  まんべんなく作業をする

 

 まず1点目。たとえば、計量カップ。このモチーフを描き表す上で第一に重要なことがある。それは、これは穴が円柱であるということをしっかりと説明することだ。注ぎ口や目盛り、側面の映り込みは後回しでもよい。しかし。自分の絵は円柱であること(自分の絵は2次元になっている)や真ん中の空洞(穴)よりも側面の映り込み(←模様がついているみたいだが)が目立ってしまっている。

 2点目。これは文言通りだ。たとえば、角材の一番陰になる部分の描写はまあまあ力を入れて作業を行った形跡がみられるが、スポンジボールに関しては完全に中途半端な状態で終了している。計量カップもである。まだまだ密度が足りていないのでしっかりとタッチを入れたい。

 

 自分だけでなく全体に対してのコメント

  影を丁寧に描く。→モチーフの固有色や同一平面にあることを感じさせるようにさせる(床を感じさせる)。グラデーションもしっかり。

  モチーフ同士の重なり部分。中途半端な重なりは避ける。また、パースのズレを防ぐため見えない部分の線を意識する。

  金属円柱は色だけでなくしっかりと(立体感のある)円柱に見せるようにきをつける。

  3つのモチーフがある場合奥2つを100%、手前1つを150%の力で描くつもりで。

  エスキースを念入りに。構図だけではなく光の設定、調子づけまでしっかり。

  ディテール表現は遠くから見たときにぼんやりしてしまう恐れがあるので意識して作業する。

 

頑張らねば。

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